ローンを組んで学んだことが、幸運な仕事先をもたらす結果に

20代半ばの頃、いわゆるお局様と呼ばれるような人から目をつけられ会社を辞める羽目になりました。計画的に辞めたわけでもないので貯金はそれほど多くなく、
どこか新しい働き口を見つけなければと探すものの履歴書に書けるほどの特技は持たず、正社員になるのは難しいかもしれないと悩んでいました。

しかし数年後には30代、できれば腰を据えて働けるところに勤めたいと迷いました。
ここは、少し時間とお金を使ってでも、何か将来役に立つことを勉強しておくべきではないか。
そう考え、1年間専門学校に通うことにしました。

前述の通りお金はそれほど持っていなかったので無理して貯金をはたくか、ローンを組むか、随分悩んだような記憶があります。
最終的に、「学校を卒業してもすぐ就職できるとは限らない」という可能性を考えアルバイトの収入とわずかな貯金を切り崩した金額しかなくても確実に返せる額にしようと、
月に約1万円ちょっとの支払いで済む、5年ローンを組む決断をしました。

小額ずつお金を返しながら勉強すること1年。
とても運が良かったことに、ちょうど卒業と同時期の入社という条件で以前通っていた大学で求人が出ていたことにたまたま気まぐれで行ったハローワークで発見しました。
あとから聞いた話だと、ここ3~4年はずっと募集の出ていなかったセクションが私の卒業前後のあの時期だけ出ていたそうです。

しかも、ちょうどこの1年の間勉強していた内容の一部を業務で使うと書いてあるのです。
さらには待遇面も今までの職場よりずっと良く、これは応募せねばとすぐさま履歴書を送りました。

まだローン完済まで1年残っていますが、あのときの決断で今こうして働いていられると考えると良い道を選ぶことができたと思います。